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It's a Book. [diary]

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昨日、本屋さんで一目惚れして買った本です。
絵本講座で、スマホを持つのが当たり前の時代になって嫌だなぁ…という話をした次の日に
この絵本を見つけたので、買ってしまいました。

It's a Book.

私はアナログとデジタルの時代に生まれたので、どちらともの良さが分かるし、
「この場合は、どちらが向いてる?」と選ぶ選択が出来る。
けどデジタルのみの世代には、アナログの良さを分かって欲しいけど無理なのかなぁ…。
アナログもデジタルも良い所はある。
両方の良さを上手に使いこなすと、もっと素敵な生活が送れると思うのに。

本屋さんで貰った福音館書店の「絵本の与えかた」というパンフレットの中に
とても素敵な文章があったので、自分が忘れない様に書いておきます。


 お母さんが子どもに絵本を読んであげるということは、このすばらしいことばが、お母さんの声で、お母さんの口から語られるということです。それを聞いている子どもにとっては、絵本の中のすてきなことばの世界は、お母さんの声で、お母さんのことばとして、耳に聞こえてきますし、お母さんが語ってくれた話として伝わります。その意味で、絵本は作者のものというよりは、”絵本は読み手のもの”なのです。
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 そして、おとなであるお母さんと、はるかに幼い子どもとは、読み手と聞き手という立場のちがいはありますが、心をしっかり通わせ合いながら、絵本の世界を旅し、通り抜け、共通の楽しい体験をします。こういう形でのおとなと幼児の精神的な共通体験は、本当に深く心に残り刻み込まれます。こうした共通のことばと絵本体験を持っている親と子は、成長してもどこかに通じ合える、目に見えない絆を持っています。


スマホで絵本の読み聞かせも良いけど、程ほどに…。
親子のスキンシップとして、絵本は大切な物です。
親の声は子供に安らぎを与えるので、絵本の読み聞かせは大事。
疲れた時、助けて欲しい時はデジタルを利用して下さい。
自分の体を労わるのが最優先です。
けど、デジタルのみの人生は心を豊かに育ててはくれないと思います。
だって無機質な物体には、愛情が注がれていないから…。
目には見えないけど、大事な事だと思います。

今一度、考えて欲しいなと思いました。

私にとって絵本は、宝石箱。
大人になって、ここ最近思う様になりました。
ここまで気付くに何年掛かったか…。
子供たちが小さい時に気付いたら違う子育てが出来たのかもしれない…。
でも後戻りは出来ない。
今から絵本を読み聞かせを始めても先生は遅くないと、少し前におっしゃってくれました。
年齢によって、出会う絵本は違うからと…。

絵本を好きになろう。
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